こんにちは！
久しぶりの晴天で、いつもよりほんの少しだけテンションが高い小原です（^^）

ほんの少しだけなので、テンションが高いと気付かれることはないと思いますが！笑

さて、今回はＥＣ界のコストコ誕生？！というタイトルですが、アメリカで２０１５年７月に開業された、あるＥＣサイトが話題になっています。

その名も「ジェット・ドットコム」！

ネット版コストコ？打倒アマゾン？？と思わせるようなＥＣサイトです。
どのようなＥＣサイトなのか簡単にご紹介します。

ジェット・ドットコムの一番の特徴は完全会員制サイトである、という事です。

年会費５０ドル（約６，０００円）で会員にならないと商品購入ができないというＥＣサイトです。
まさにコストコ！

アマゾンにもプライム会員というものがあり、会員ならではの特典がありますが、会員でなくても購入はできます。

ジェット・ドットコムの取扱品はグローサリー（食品雑貨）・健康化粧品・文具・家電・園芸・スポーツ用品・書籍・ゲームと幅広く、価格はアマゾンと競合します。
サイト内で購入したい商品を選ぶと、売価の下にアマゾンと価格比較するボタンが現れ、クリックするとアマゾンのサイトが開き、直接価格を確認できるようになっています。
競合の価格を記載するのは販売チャンスを失う可能性もあるので、価格に絶対の自信を持っている証拠と言えます。

値引きもあり、異なる商品であろうが購入をすると、まとめ買い割引の対象になります。

ジェット・ドットコムは他社サイトも利用できる「ショップエニウェア」というものがあります。
サイト内に６００以上のブランドのバナーが並び、クリックすると各社のサイトに飛び買い物ができ、買い物するとジェット・ドットコムで使えるポイントがもらえるサービスです。
ジェット・ドットコムは他社サイトから受け取った送客手数料の大半をそのポイントに還元していて、アフィリエイトを逆手にとった手法と言えます。

開業時には競合であるアマゾンのバナーも存在していましたが、すぐに抜けたようです。

実はアマゾンとジェット・ドットコムには確執がある、という噂があります。
ジェット・ドットコムの設立者であるマーク・ロア氏は、ベビー用品を扱うＥＣ企業を起業し順調に成長していましたが、２０１０年にアマゾンに５億５０００万ドルで売却したという過去があり、一説によるとアマゾンのＣＥＯが脅威に感じて脅すように買収したという話があります。

ジェット・ドットコムは２０２０年には年商２００億ドルを達成したいと公言しています。
５年後に約２兆４０００億円・・・すごいです！

完全会員制のモデルは極めてハードルが高く、ネット版コストコが無かったのは消費者に先にお金を支払ってもらうというのが至難の業だったからですが、そのハードルを越えられれば、先に会費を支払った会員は元を取るためにどんどん利用するようになると予測できます。

アマゾンに比べ配送スピードや取扱品数で劣っている部分はありますが、おもしろいＥＣサイトである事は間違いないと思います。

あの中国の大手企業アリババもジェット・ドットコムに出資しているそうです。

近い将来、アマゾン同様「ジェット．ｃｏ．ｊｐ」が誕生するかもしれません。

最後に

本日「９月１１日」はアメリカ同時多発テロが起きた日です！
２００１年の今日、全世界に衝撃を与えたテロ事件が起きてしまいました。

全世界が平和になる時代はくるのでしょうか・・・

２０１５年も残り１１１日！！！
時が経つのは早いですね（^^）

では、良い週末を～（^o^）／

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