- 2015-3-24
- Sinブログ
こんにちは!
小原です(^^)
昨日、東京でも桜の開花が発表されましたね!
桜はきれいだと思いますが、それ以上に花粉症に困っている私はゆっくり桜を観賞できるほど余裕がありません(^^;)笑
今回も前回の続き【発送代行の選び方】についてお話したいと思います。
前回は「何をアウトソース」し「どんなサービスを求めるか」を明確にし、3社~5社くらいに問合せをして提案してもらいましょう、という話をしました。
実際に提案をもらうと、発送代行・物流倉庫会社毎に内容が異なり困ってしまう場合があります。異なる内容も様々ですが、EC事業者様が一番わかりやすく比較しやすい、そして何より一番気になる料金体系についてお話させていただきます。
月額固定料金を支払うタイプになります。プラン内容別に料金が設定されており、
このサービスでしたら月額●●円になります、という料金体系です。
毎月の売上金額に応じて、事前にマージンを設定して
それにより算出される料金を支払うタイプになります。
今月の売上は●●●円でそれの●%にあたる●●円をお支払いください、という料金体系です。
上記2つの料金体系は発送代行・物流倉庫会社というより、
サイト運営代行会社によくあるプランになります。
管理料(基本料)=通信費・セキュリティー費・システム利用料等の項目をまとめた料金です。
保管料=以前のブログでご紹介した坪や棚単位の料金です。
作業料=入荷料・出荷料・発送作業料・付帯作業料(タグ付け・シール貼り・検品等)等の作業量に応じて発生する料金になります。依頼する作業内容は事前に単価設定されている事が一般的ですので、作業単価×作業量が加算されていきます。
運送料=ヤマト運輸や佐川急便等の運送会社を使用し、商品を発送する場合に発生する料金です。
管理料と保管料が作業の増減に関係なくお支払いする固定費となり、作業料と運送料が作業量や出荷件数によって増減する変動費となります。
その他に契約時に保証金が発生する会社もあります。
保管料=固定費+変動費型のような月額固定ではなく、保管した日数・保管した物量だけ加算される料金体系です。
作業料及び運送料は固定費+変動費型と同様です。
固定費をなくし、作業量に応じて料金が変動していく料金体系です。
当サービスはこちらの料金体系です。
少し前から「ワンコイン物流」という言葉が出てきましたが、入荷~保管~出荷まで1件あたり500円で提供しますよ、というサービスです。
500円以下で提供している発送代行・物流倉庫会社も多くあります。
出荷件数×500円=物流費となるわけですから、EC事業者様にとってはシンプルでわかりやすい料金体系です。
このように単に発送代行・物流倉庫会社といっても様々な料金体系があります。
それぞれメリット・デメリットがありますが、それを記載すると不快な思いをしてしまう方もいらっしゃるかと思いますので、ここでは伏せておきます。
発送代行・物流倉庫会社からの提案をもらって迷ってしまったら、再度「何をアウトソースするか」「どんなサービスを求めるか」を思いだし選定してもらえればと思います。
入荷・出荷の指示方法や各作業の指示締め切り時間等も異なりますので、どの会社が自分に合っているか、パートナーとして長く良いお付き合いができるか等、最後はヒト対ヒトになるかと思います。
価格重視で選定するとやってもらいたい事ができなかったり、ルールと違うので受け取れません、と入荷対応してもらえなかったり、なんてこともあり得る話ですし、サービス重視で選定したらとんでもない金額になってしまった、なんてこともあり得る話です。
契約前に可能であれば倉庫見学をして、どんな環境で・誰が・どのように・作業をしているか説明してもらう機会を作る事も重要だと思います。
とにかく納得してアウトソーシングできるように、不明点・不安点・疑問点は全て発送代行・物流倉庫会社にぶつけるべきだと思います。それを解消する事は大前提だと思いますし、解消できない発送代行・物流倉庫会社にはアウトソースしない方が良いとも思います。
当サービスは全てのEC事業者様にマッチするサービスだとは思っていませんが
当サービスにマッチするEC事業者様は数多くいらっしゃると思っています。
またしても主観的な意見が多く出てしまいましたが、1社でも多くのEC事業者様に良きパートナーと思ってもらいお付き合いできるように「通販物流ドンとこい!」の精神で今日も元気に仕事をしている小原でした!
*次回予告*
【通販物流ドンとこいのSinサービスセンターの・・・】